温泉について

温泉とは、ありていに言いますと、自然に湧き出たお湯のお風呂のことです。
温泉法では、泉源における水温が25度以上で、溶存物質や遊離炭酸、リチウムイオンなどの各種成分が一定以上含まれているものを言います。ちなみに25度以下のものは冷泉と呼ぶこともあります。

温泉の何がそんなに良いのかと言いますと、前述した通り、温泉にはさまざまな天然由来の成分が含まれており、普通のお風呂に比べて遙かに高い健康効果や医療効果があります。

百聞は一見にしかずとも言います。実際に、温泉に入ってみればわかると思いますが、何より温泉は気持ちいいです。普通のお風呂でも相当気持ちいいですが、温泉はそれに輪を掛けて気持ちいいです。

温泉の湯船は、普通の家庭の湯船に比べて圧倒的な広さと開放感があります。特に、風景の見渡せる露天風呂なんかは最高ですよね。お酒なんか浮かべて呑むとたまりません。

温泉に行く日というのは、だいたいが休日だと思いますので、そういう面での心の開放感もあるのかも知れません。

そして、温泉地につきものなのが美味しい食べ物です。温泉地によって名産は違いますが、山の幸、海の幸、何処の温泉地でも絶品の料理を堪能できると思います。

温泉に浸かって、美味しいものを食べて、夜は愛しい人と一緒に過ごす…。これ以上の贅沢はこの世にないと思います。

温泉なんてただお風呂に入るだけじゃん、なんて思っているあなた、それは大きな間違いですので、是非一度、温泉旅行を試してみてください。

別府温泉

日本三大温泉の一つに数えられているのが、大分県別府市の別府温泉です。別府八湯とも呼ばれます。
大分の鶴見岳と伽藍岳という二つの火山の東にたくさんの温泉が湧き出しており、別府温泉は、源泉数や湧出量が日本一の温泉でもあります。

純粋に温泉に入るだけではなく、その特徴的な自然景色「地獄めぐり」を観光して楽しむのもいいですね。
「地獄」の名に恥じない、ちょっと、日常では見られないような絶景が見所です。煮えたぎる赤く染まった「血の池地獄」や、噴気の激しい「かまど地獄」、熱泥がそこかしこで吹き上げている「鬼坊主地獄」、コバルトブルーが美しい「海地獄」など、さまざまな地獄スポットが用意されています。

別府温泉には、前述したような「血の池地獄」や「海地獄」のように、温泉の含有物によってさまざまな色合いの美しい温泉がいっぱいあります。温泉といえば「癒し系」ですが、別府温泉は「楽しさ」に関しても優れた温泉なのです。

別府温泉の欠点を一つだけあげるなら、地理的に遠いことでしょうか。
九州にお住まいの方ならいいですが、本州から行こうと思うと、飛行機に乗らないと難しいですよね。残念ながら新幹線は通っていませんので、電車で行くのは骨が折れると思います。大阪・神戸からは長距離のフェリーも出ていますが、東京からだと飛行機に乗るしかないでしょう。

しかし、都心から離れているからこその雄大な自然の景色も楽しめますので、行って損はないと思いますよ。

由布院温泉

日本三大温泉の一つに数えられているのが、大分県由布市湯布院町の由布院温泉です。
由布岳という火山から湧き出る温泉が水源となっています。温泉湧出量は全国3位、源泉の数は全国で2位となっています。ちなみに、温泉湧出量、源泉数ともに1位は同じく大分の別府温泉です。

湯布院温泉は、別府温泉に比べますと、だいぶ落ち着いた雰囲気の温泉街です。全国でも2位、3位の温泉地ですが、すぐ近くに別府温泉があるため、大規模な歓楽街やホテルなどは別府の方に作られました。そのため、湯布院温泉は非常に優れた温泉地であるにもかかわらず、過剰な観光開発をされることなく現在に至っています。

現在の由布院温泉は、特に女性観光客へのサービスに力を入れています。昔は男社会でしたので、どうしても男性向けの娯楽施設などが多かったのですが、そちらは別府の方に集中していますので、由布院では女性向けの娯楽にスポットを当てています。

別府温泉の「地獄めぐり」などに比べて地味な印象がありますが、その分、落ち着いて温泉を楽しむことが出来る究極の癒しスポットと言えるでしょう。

あまり派手な施設がなく、湯量がたいへん豊富なので、入浴料も非常にリーズナブルです。遠方からの観光客だけではなく、土日は付近の住民たちも多く利用しています。

由布院温泉の欠点をあげますと、別府温泉と同様ですが、大分県にありますので、東京からだと交通の便が非常に悪いことがあげられます。九州在住の方でないと、あまり気軽に行ける距離ではありません。